都内では先週から書店に並び始めた
文庫版・・・いや、完全版の
そろそろ全国の書店に行き渡った頃でしょうか?
ライジングのコメント欄にも
「文庫版を購入した」という報告が
上がってきています
「『天皇論』文庫版、購入しました!
いつも単行本派で今回初めての文庫版GETなのですが
文庫版は老化した手首に優しく、
ポケットにしまえなくもなく
無知蒙昧なネトウヨの皆さんに出会っても、
いつでもそっとこの御本を授けて
蛮族から日本人へと昇華させてあげられると思います。
文庫版のあとがきで修正されたポイントが
明示されていたので最初から再読し、
そのコマに辿り着くのを楽しみに読み進めたいと思います!」
ご購入ありがとうございます
男系カルト派という「蛮族」が一掃され、
「日本人」が一人でも増えますように
中には、こんな方も・・・
「文庫版の『天皇論』を買うべきかどうか、すごく悩む。
単行本を持っているのに文庫本を買う行為は
“不道徳”には当たらないだろうか?
なかなか踏ん切りがつかない。
しかしながら、文庫版は一体どの箇所を修正したのか
気になってたまらない!!
そしてなにより、あの『天皇論』を新鮮な気持ちで
読めるのは魅力的であり贅沢だ。」
この方は、AKBを熱烈に応援されている方なのですが、
「同じCDを何枚も買うことに比べたら、
ちっとも不道徳じゃない」
と、私は声を大にして言いたい
「あの『天皇論』を新鮮な気持ちで読める」
というのは本当にオススメしたい点です
『天皇論』発売以降、最も意外な展開だったのは、
最大の論敵は左翼ではなく
「愛国者」「尊皇家」を自称する右派だったことです。
皇統問題において「男系」の血に固執する
自称保守派と激しい論争が起き、
『新天皇論』(小学館)を出版するまでに至りました
男系固執派の妨害により、
皇統問題は未だに解決せず、
「日本から天皇がいなくなる」という最悪の結末は、
もう目の前まで来ていると言って
過言ではないでしょう。
皇統問題を考える上で、
まず前提とすべき基礎知識が、
この『天皇論』には詰め込まれています
今回、文庫化するということで改めて読み返してみて、
やはり何度も何度も、この原点に
立ち返ってこなければいけないなと、
つくづく感じました。
天皇とは何なのか?
日本における「天皇」の存在とは?
天皇陛下は日頃、何をされているのか?
祭祀の意味とは?
なぜ2000年もの長い間、続いたのか?
歴史とは何か?
伝統とは何か?
天皇と国民の関係とは?
「公」とは何なのか?・・・等々
この原点に立ち返って考えれば、
「皇統問題」の答えも自ずと出てくるはずです。
『天皇論』は読むたびに、
その「原点」に立ち返らせてくれる一冊ですので、
「そもそも天皇って何?」と思っている人にも、
「皇統問題の議論を追い過ぎて、
なんだか頭の中がこんがらがってきた!!」
という人にもオススメできます
ぜひご一読くださいね